Thursday, September 8, 2011

インドの離乳食

Mango君が生後5ヶ月になった頃から離乳食を始めた。市販のベビーフードが乏しいインドで何を食べさせているかというと、ragi(ラギ)である。ラギとはFinger milletのこと。日本語では四国稗と言うらしいので、ひえの一種である。インド原産であるようだが、南アフリカでも見かけた穀物である。

さて、このラギをどうやって与えているかというと、実は我が家ではショートカット。義理母が作ってくれた粉末状のラギを水に混ぜ、沸騰させるだけ。ゼリーくらいの硬さのものができあがる。お義母様はというと、まずラギの種を一晩、水に浸して発芽させる。それをすりつぶしてこしたものを乾燥させるのである。粉末状になったラギは結構長持ちするので、旦那の実家から郵送してもらって我が家で保存したりしてる。

ラギの種

南インドでは昔からラギを離乳食として各家庭で作っていたようだが、最近ではすでに粉末状になったラギを購入する家庭が増えてきているらしい。「離乳食ラギの作り方を次世代にも伝えられるように!」とうちの旦那様が言い出したので、我が家でも一度、一から作ってみたのだが。。。結構、手間隙かかった。私は田舎のお義母さんが愛情こめて送ってくれるやつでいいな。

ちなみにMayurちゃんも育んだこのラギ、Mango君も大好物である。

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